ハワイ・コナコーヒーの特徴と味わい

コーヒーの歴史や文化

こんにちは、皆さんはハワイ・コナというコーヒーをご存知ですか?

ブルーマウンテンと一緒に日本では最高級コーヒー豆の部類に入ります。

近年では異常気象やさび病により更に収穫量が減っており、

なかなか手にし難い品質となっています。

ハワイ・コナ コーヒーの歴史

ハワイコナコーヒーは、ハワイ島のコナ地区で栽培される高品質なコーヒー豆のことを指します。

ハワイ・・コナコーヒーは、品質が著しく希少な豆であることから、世界中で高い評価を受けています。

ハワイコナコーヒーの歴史は、19世紀初期に引き継がれています。

当時、ハワイに住むアメリカ人宣教師がブラジルからコーヒーの苗木を輸入し、ハワイ島のコナ地区に植えました。そのうち、次第に栽培が広まってしまいました。

その後、19世紀後半になると、コナ地区のコーヒーが高品質であることが認知されるようになりました。

特に、ヨーロッパの王侯貴族やアメリカの富裕層から注目され、ハワイ・コナコーヒーは世界的なブランドとして認知されるようになりました。

しかし、20世紀初頭には、世界恐慌や害虫の被害などにより、ハワイ・コナコーヒーの生産量は激減してしまいました。

その後、1940年代には、ハワイ・コナコーヒーの生産量が復活し、今日まで続くコナコーヒーの産業が築かれました。

現在、ハワイ・コナコーヒーは、高品質で希少な豆として、世界中で愛されています。

ハワイ・コナコーヒーの栽培や加工には、厳格な基準が設けられており、品質の維持に努めています。

写真元 https://watarucoffee.com/blog/?p=3401 コーヒー焙煎所わたる

ハワイ・コナ コーヒーの栽培環境

コナ地区は、ハワイ島の西海岸に位置し、海岸線から火山1,000フィート(約300メートル)から2,500フィート(約750メートル)その間にある斜面に位置します。

この地域は、乾燥した気候であり、雨が少ないため、調和的な独特を維持するためには、適度な灌漑(かんがい)が必要です。また、豊富な日光と夜間の気温が、ハワイ・コナのコーヒーの風味を形成するのに役立っています。

*灌漑(かんがい)とは、水路を作って田畑に必要な水を引き、土地をうるおすこと。

ハワイ・コナコーヒーの栽培には、豊かな土壌も必要です。コナ地区は、ハワイ島の火山活動によって形成された火山灰質土壌が豊富で、これがハワイコナコーヒー独特の風味を形成するのに役立っています。

ハワイコナコーヒーの栽培には、地形や気候などの条件に加え、栽培者の技術や手間が重要な役割を果たします。ハワイ・コナコーヒーは、手摘みで収穫され、厳選された豆だけが使用されます。そして、独特の風味を引き出すために、適切な加工技術が使用されます。

写真元 UCC HAWAII https://www.ucc-hawaii.com/ja/uccfarm/

UCC hawai の取り組み

UCCは、ハワイのKona Coffee Council(コナ・コーヒー・カウンシル)と提携し、高品質なハワイ・コナコーヒーの栽培に積極的に取り組んでいます。

UCCは、Kona Coffee Councilの認定を受けた生産者からのみ豆を購入し、品質にこだわったハワイ・コナコーヒーを提供しています。

また、UCCは、ハワイ・コナコーヒーの栽培者とのパートナーシップを推進しており、栽培者の技術や生産環境の改善を支援しています。

UCCは、ハワイのコナ地区に研究所を設立し、ハワイ・コナコーヒー具体的には、農薬の適正な使用や灌漑(かんがい)システムの改善などを支援し、ハワイ・コナコーヒーの品質向上に貢献しています。

UCCは、環境保護と社会貢献を重視したCSR活動を展開しており、ハワイコナコーヒーの栽培者と協力して、地域社会の支援や環境保全活動などを行っています。

UCCは、ハワイコナコーヒーの生産者とともに、高品質なハワイコナコーヒーの生産と持続可能な生産に取り組んでいます。

流石は、日本の大手コーヒー会社のUCCさんが手を掛けているからこそ、こうして希少と言われながらも、日本での流通を通して我々消費者が手にできているのかもしれませんね。

知り合いからの贈り物ではありましたが、UCC hawai の100%アラビカ ハワイ・コナ コーヒー

エクストラファンシーとピーベリーの2種を頂きました。

ハワイ・コナ コーヒー豆の等級

ハワイ・コナコーヒーには、以下の4つの等級があります。

  1. エクストラファンシー(Extra Fancy):最高級の等級で、豆が大きく、完全に熟したものだけが使用されます。非常に高品質で、豊かな味わいと芳醇な香りが特徴です。
  2. シーシー(Fancy):エクストラファンシーに次ぐ高級な等級で、豆の大きさはやや小さくなりますが、ファンクオリティは高く、豊かな風味と芳醇な香りを持ちます。
  3. ナンバー1(No.1):豆の大きさはファンシーよりも小さく、色もやや薄いですが、鉛筆高品質で、豊かな風味と芳醇な香りがあります。
  4. プライム(Prime):ハワイ・コナコーヒーの中でも最も一般的な等級で、豆の大きさは小さく、味わいもやや次第になりますが、それでも高品質で、良いコーヒーの風味を持ちます。

等級の高いハワイ・コナコーヒーは、生産者の技術や手間の賜物であり、高品質な味わいと芳醇な香りが特徴ですです。

ハワイ・コナ ピーベリー

ハワイコナの中でも、特に珍しいとされるのが「ピーベリー」と呼ばれる豆です。

ピーベリーは、通常のハワイ・コナコーヒー豆が2つに分かれる「分果」の中で、偶然にも1つしか育たずに単粒化したものです。

ピーベリーは、通常のハワイ・コナコーヒーと比較して、酸味が少なく、コクがあり、まろやかな味わいが特徴です。そのため、高級なコーヒーとして、世界中で愛されています。

ただし、ピーベリーは非常に希少であるため、通常のハワイ・コナコーヒーと比べて価格が高い傾向があります。また、偽物も出回っているため、購入する際には信頼できる販売元からの購入が必要です。

ハワイ・コナ コーヒーの気なる味わいと風味

ハワイコナコーヒーの味わいと風味は、他のコーヒーとは異なる特徴的なものがあります。

ハワイ・コナコーヒーは、比較的軽い口当たりでありながら、豊かな風味があります。その風味は、フルーティで酸味があり、同時にナッツの風味や、チョコレートやキャラメルのような甘みも感じられます。甘みと酸味のバランスが良くなり、非常にスムーズな口当たりが特徴です。

また、ハワイ・コナコーヒーは、独特の香りを持ちます。

その香りは、フルーティで芳醇であり、豊かなコクも感じられます。これらの特徴的な味わいと風味が、ハワイ・コナコーヒーの高い評価を支えています。 。

ただし、ハワイ・コナコーヒーの味わいや風味は、品種や生産者、焙煎方法などによって異なるため、一概には言えません。

比較的、UCCさんなどの大手さんのものは深煎りが多く、深みのあるコクと苦味をまとうことが多いと思いますし、抽出器具や手法によっても変わるので、お店の違いだけにとどまらず、

焙煎度(豆色)なんかも気にしてみると、よりコーヒーの深い世界へ入り込めますよ。

お土産にも最適なハワイ・コナコーヒー♫

是非、お試しになってみてください。

お土産にも喜ばれるハワイ・コナ

  1. bears coffee コーヒー豆ハワイコナ エクストラファンシー 
  2. ロイヤルコナ バニラマカダミアナッツ
  3. ヒルス コーヒー 豆(粉)ハーモニアス ハワイ コナ ブレンド
  4. ロイヤルコナ バニラ クリームブリュレ

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう!

では。

コメント

タイトルとURLをコピーしました