こんにちは、colorful beansです。エチオピアのコーヒーの品種について掘り下げていきたいと思います。
エチオピアのコーヒーは非常に多様で、品種の数は1000種類以上とも言われています。
深堀りしても尚、代表的な産地や品種に絞って紹介するのが良いかもしれません。
エチオピアコーヒーの主な産地と品種
代表的な産地をもとに解説をしていきましょう。
いきなりの大ボリュームで始まりますので、ついてきてくださいね!
シダモ
シダモはエチオピア南部に位置する地方で、標高2000メートル以上の高地で栽培されたコーヒー豆のブランドです。シダモのコーヒー豆は小粒で灰色がかっているのが特徴で、深みのある味やワインやチョコレートのような色、花のような香りがあります。シダモはエチオピアの3大ブランドのひとつで、他にはイルガチェフェやハラーがあります。
シダモの代表的な品種としては、モカシダモが有名です。モカシダモは甘く芳醇な香りとなめらかな酸味が特徴で、煎りにも向いています。モカシダモはフルーティーな味わいが日本人好みで人気があります。
シダモやイルガチェフェ、ハラーに含まれる原種の種類は、主にアラビカ種の中でもティピカ種とヘイルーム種です。ティピカ種はコーヒーの祖先とされる品種で、甘みや酸味が強く、香りも高いです。ヘイルーム種はティピカ種の変異種で、小粒で濃厚な味わいが特徴です。
シダモやイルガチェフェ、ハラーは地域名であり、それぞれの中にもさらに細かい産地があります。例えば、シダモの中にはモカシダモやグジなどがあります 。イルガチェフェの中にはコンガやウォテなどがあります。ハラーの中にはハラーBやハラーMなどがあります 。
原種の表記の仕方は、一般的には品種名と産地名を組み合わせて書きます。例えば、「ティピカ・シダモ」や「ヘイルーム・イルガチェフェ」などです。ただし、品種名が不明な場合や産地名がブランド化されている場合は、産地名だけで表記することもあります。例えば、「シダモ」や「イルガチェフェ」などです 。
イルガチェフェ
イルガチェフェはエチオピア南部の高原地帯にある地域で、コーヒーの原産地として有名です。
イルガチェフェのコーヒー豆は、華やかでフルーティーな酸味と香りが特徴で、スペシャルティ・コーヒーの代表格とされています。
イルガチェフェの気候は、降水量が多く、平均気温が20℃以下と涼しく、コーヒー栽培に適しています。
イルガチェフェの代表的な品種は、ヘイルムやコチャレなどのインディゲナス種で、エチオピア独自の遺伝資源を持っています。イルガチェフェのコーヒー豆は、ウォッシュドとナチュラルの2種類の精製方法がありますが、ウォッシュドの方が一般的です。
モカ・ハラー
ハラールという言葉には、イスラム法で許されているものやことを指す意味があります。ハラールの対義語はハラムで、禁じられているものやことを意味します。
ハラールという言葉は、コーヒー豆にも関係しています。エチオピアのハラール地方で生産されているコーヒー豆は、モカハラーと呼ばれ、ブルーベリーやドライフルーツのような風味が特徴です。モカハラーは、ナチュラル製法で作られており、品質規格を満たしたものが選別されます。
モカハラーは、スクリーンサイズ(豆の大きさ)によって以下の3つに分けられます。
- ボールドグレイン:最も大きくて高品質な豆
- ロングベリー:細長い形の豆
- ショートベリー:小さくて丸い形の豆
モカハラーは、アラビカ種のコーヒー豆であり、エチオピアでは原種と呼ばれる品種が多く栽培されています。原種とは、品種改良されていない自然交配によって生まれたコーヒー豆のことです。原種には、イルガチェフェやシダモなどがあります。
リム
リムという言葉は、エチオピアのハラール地方にある地区の名前です。リムで栽培されているコーヒー豆は、モカハラーと呼ばれるナチュラル製法のアラビカ種です。
リムのコーヒー豆の特徴は、甘味、苦味、酸味のバランスがよく、まろやかな口当たりの飲みやすいコーヒーです。独特なモカフレーバーと柔らかい酸味がモカファンを魅了し続けるコーヒーです。
リムの代表的な品種は、イルガチェフェやシダモなどの原種です。原種とは、品種改良されていない自然交配によって生まれたコーヒー豆のことです。原種は、エチオピアの森の中で、人が植えたり育てたりすることなく、農薬や肥料も一切使用せず、大地の恵みをうけ自然と育った天然のコーヒー豆です。
ジマ
ジマという言葉は、エチオピアのオロミア州にある地区の名前です。ジマで栽培されているコーヒー豆は、モカジマと呼ばれるナチュラル製法のアラビカ種です。
ジマのコーヒー豆の特徴は、酸味とコクに優れ、香気も良好で全体的に華やかさとキレのいい後味が特徴です。ベリーのような甘酸っぱい風味と花のような香りが特徴的で、モカコーヒーの中でも高級品とされています。
ジマの代表的な品種は、イルガチェフェやシダモなどの原種です。原種とは、品種改良されていない自然交配によって生まれたコーヒー豆のことです。原種は、エチオピアの森の中で、人が植えたり育てたりすることなく、農薬や肥料も一切使用せず、大地の恵みをうけ自然と育った天然のコーヒー豆です。
レケンプティ
レケンプティは、エチオピア西部ウォレガ地方の産出品であるコーヒー豆です。ウォレガ地方は、自然に近い栽培をされているため、品質にブレが生じやすいですが、独特の風味をもっています。
レケンプティのコーヒー豆の特徴は、一般的なモカコーヒーの特徴はフルーティーな甘い香りと強い酸味とされますが、このレケンプティは独自の栽培方法により酸味がまろやかなバランスのいいコーヒーです。ナチュラル方式のモカなので、若干の発酵臭がありますが、それが逆に個性となっています。
レケンプティの代表的な品種は、モカレケンプティと呼ばれるものです。モカとは、エチオピアやイエメンで栽培されるアラビカ種のコーヒー豆の総称で、小粒で豊かな香りと酸味が特徴です。モカレケンプティは、昔からマタリと並んでモカのエースとされています。
ゲイシャ
1.ゲイシャの地理的特徴と気候
ゲイシャは、コーヒーの発祥の地であるエチオピアのゲシャ村で自生していた種が起源となっています。その後、1930年代にイギリスの植物学者によって発見され、中南米やアジアなどに持ち込まれました。しかし、収量が少なく、栽培が難しいという理由で、長い間忘れられていました。
2000年代に入ってから、パナマのボケテ地区で栽培されたゲイシャがコーヒー品評会で高い評価を受け、世界中の注目を集めるようになりました。現在では、パナマをはじめとして、コロンビアやコスタリカなどの中南米や、インドネシアやタイなどのアジアでも栽培されています。
ゲイシャは高地で育つコーヒーで、標高1500m以上の場所で栽培されることが多いです。また、日照時間が短く、気温が低く、雨量が多いという気候条件が必要です。そのため、ゲイシャは他の品種に比べて成長が遅く、収穫量も少なくなります。
2.ゲイシャのコーヒー豆の特徴と風味
ゲイシャのコーヒー豆は、他の品種と比べて細長く、尖った形をしています。また、果皮は黄色や赤色などの色合いがあります。
ゲイシャの味わいは、非常にフルーティーで華やかな香りと酸味が特徴的です。ベルガモットやジャスミンなどの花の香りや、マンゴーやパッションフルーツなどのトロピカルフルーツの香りが感じられます。また、甘みや苦みもバランスよくあり、後味も爽やかです。
ゲイシャは浅煎りから中煎りまで幅広い焙煎に対応できる品種ですが、一般的には浅煎りから中浅煎り程度がおすすめです。そうすることで、ゲイシャの持つフルーティーな香りと酸味を最大限に引き出すことができます。また、ドリップやエアロプレスなど、細かい粉に挽いて抽出する方法で楽しむことができます。
ゲイシャの波及
ゲイシャは元々エチオピア産の品種ですが、現在ではパナマ産のものが最も有名です。パナマのゲイシャは、ボケテ地区やボルカン地区などの高地で栽培されています。パナマのゲイシャは、非常に華やかでフローラルな香りと、柑橘系やトロピカルフルーツのような酸味が特徴です。パナマのゲイシャは、世界中のコーヒー品評会で高い評価を受けており、その中でもエスメラルダ農園やラ・エスペランサ農園などのものが有名です。
コロンビアやコスタリカなどの中南米でもゲイシャが栽培されています。コロンビアのゲイシャは、パナマのものに比べて酸味が控えめで、甘みや苦みが強調されています。コロンビアのゲイシャは、カウカ地方やウィラ地方などで栽培されています。コロンビアのゲイシャは、エル・オベルボ農園やラ・パルマ・イ・エル・トゥカン農園などのものが有名です。
コスタリカのゲイシャは、パナマやコロンビアのものとは異なる特徴を持っています。コスタリカのゲイシャは、発酵工程で果肉や果皮を一部残したり、ハニー処理やナチュラル処理を施したりすることで、より複雑で深みのある味わいに仕上げています。コスタリカのゲイシャは、タラズ地方やサンタマリア地方などで栽培されています。コスタリカのゲイシャは、フィンカ・デビッド農園やフィンカ・サファリ農園などのものが有名です。
インドネシアやタイなどのアジアでもゲイシャが栽培されています。インドネシアのゲイシャは、他の産地と比べて酸味が少なく、重厚でスパイシーな味わいが特徴です。インドネシアのゲイシャは、スマトラ島やジャワ島などで栽培されています。インドネシアのゲイシャは、バジェラ・プティ農園やトバ・レーク農園などのものが有名です。
エチオピアコーヒーの原種
エチオピアはアラビカ種の原産地であり、世界中で生産されているコーヒー豆の約60%を占めるアラビカ種の起源とされる稀少なコーヒーの木が自生している場所です。
エチオピアのコーヒー豆の多くは「エチオピア原種」と呼ばれ、品種の交配などをせずに固定種のまま栽培が続けられてきた伝統的な品種です。
そのため、エチオピア原種はコーヒーの遺伝的多様性を保持しており、他の品種にはない独特の風味や香りを持っています。
ここまでの解説で、原種にはどんな品種が当てはまるかは分かったと思いますが、イルガチェフェやシダモとして記載をしていますが、ここでは更に深層へいきますよ!!
SL28
SL28は、コーヒーの品種の一つで、アラビカ種ブルボン系に属します。
この品種は、1900年代前半、世界のコーヒー生産地では「さび病」や「Coffee Berry Disease」といった病気による打撃が深刻でした。
こうした中イギリス領だったケニアに建てられた、Scott Labolatoryでは耐病性や、干ばつが続いていたケニアでの耐乾燥性を持つ品種をつくるため、品種改良の研究が行われました。
サンプルには研究所のイニシャルであるSLに番号がつけられ42種類の品種が採取されました。
1930年代にケニアのスコット農業研究所で選抜されたもので、乾燥耐性や病気抵抗性が高いという特徴を持ちます。また、豆の形は楕円形で、赤い果皮を持ちます。
SL28の味わいは、ベリーや柑橘系のフルーティーな香りと酸味が特徴的です。コクや甘みもあり、バランスの良いコーヒーとして評価されています。特にケニア産のSL28は、世界中のコーヒー愛好家から高い人気を集めています。しかし、SL28は収量が少なく、栽培が難しいという欠点もあります。そのため、生産量は限られており、高価なコーヒーとなっています。
SL28は浅煎りから深煎りまで幅広い焙煎に対応できる品種ですが、一般的には中煎り程度がおすすめです。そうすることで、SL28の持つフルーティーな香りと酸味を最大限に引き出すことができます。また、ドリップやエスプレッソなど、様々な抽出方法で楽しむことができます。
SL28のコーヒー豆は、通販サイトや専門店で購入することができます。おすすめの商品としては、「ケニアAA SL28 マウンテントップ」や「ケニア SL28 キアンジュイ」などがあります。これらの商品は、SL28の特徴をよく表現したコーヒー豆で、高品質なものです。
SL34
SL34とは、コーヒーの品種の一つで、アラビカ種ティピカ系に属します。
ケニアを代表する品種であり、優しい苦味と強い酸味とコクのバランスがよくとれているコーヒーです。SL34は、1930年代にケニアのスコット農業研究所と地元のロアショ農園で選抜された品種で、その名前は「スコット・ラボラトリーズ」の略名と開発番号から来ています。
SL34は、高地で多雨な環境に適応しており、豆は大きく品質が高いです。ケニアでは、SL28とともに最も栽培されている品種であり、AAやABなどの等級別に分けられます。SL34は、浅煎りから深煎りまで幅広い焙煎に耐えられるため、個性溢れる表情が楽しめます。
エアルーム
エチオピアはコーヒーの発祥の地と言われており、コーヒー産業が国の重要な産業となっています。エチオピアでは、コーヒー豆の品種をエアルームと呼びますが、これはエチオピアの野生種で、コーヒー豆発祥の地であるエチオピアの森に昔から生えているコーヒーを元祖とする種です。エチオピアには推定で1万から1万5千ものエアルームがあり、それぞれに様々な特徴があります。
エチオピアのエアルームは、正式な遺伝学的な調査がなされていないため、品種としての区別が難しいと言われています。しかし、一部のエアルームは、特定の地域や農園で栽培されており、その特徴が認められています。例えば、カッファ地方で栽培されているカッファエアルームは、コーヒーの語源となった土地で生まれた原産品種で、野生のコーヒーノキが多く見られます。また、シダモ地方で栽培されているイルガチェフェエアルームは、高品質なコーヒーとして世界中で人気があり、フローラルな香りやフルーティーな酸味が特徴的です。
アカイア種
アカイアの起源は、エチオピア南部のシダモ地方にあるベチェレレ農園であり、ヘイリーベレシャウル・マイクロロットシリーズのレズビアンとして、2019年に発表されました。
この品種は、エチオピア固有種であるエチオピア種(エチオピアの宝)の一種であり、地元農家によって大切に育てられています。アカイアは、コーヒーの交配品種ではなく、自然発生的な変異によって生まれたとされています。
アカイアの木は、茂みのように成長し、果実をよくつけることが特徴的です。アカイアの特徴は、その実の形と、芳醇で甘い香りが挙げられます。香りとフルーティーな香りが合わさったような、独特の芳香を持っています。
アカイアの風味や味わいは、フルーティーであることが特徴的です。アカイアの豆を焙煎すると、ジャスミンのような香りと、ストロベリーやパイナップルのようなフルーティーな風味が感じられます。
程よい酸味と甘味があり、非常にバランスが良く、飲みやすいコーヒーです。アカイアは、エチオピアの地元農家たちによって、収穫から焙煎まで丁寧に手作業で行われています。このような手作業によって、アカイアの風味や味わいが引き出され、高品質のコーヒーとして評価されています。
エチオピアのコーヒー研究所(JRC)
エチオピアのコーヒー研究所(JRC)は、エチオピアのコーヒーの品質向上や病害虫の防除などを目的として、様々な品種の開発や評価を行っている機関です。
JRCが作出した品種は、番号で呼ばれることが多く、その中でも特に74110や74112は、耐病性や収量が高く、コーヒー農家に広く普及しています。
しかし、これらの品種は、エチオピアの在来品種であるエアルームと比べると、風味や香りに劣るという評価もあります。
そのため、エチオピアのコーヒーは、在来品種のエアルームとJRCの品種の混合物であることが多く、それぞれの特徴を引き出すためには、焙煎や抽出の方法に工夫が必要です。
ここまで紹介したもの、紹介できていないものを含め、エチオピア全土から集まった豆、更にはイエメンから集まった豆を合わせ、モカ港から出荷されていたのが、現在まで広くしられていた「モカ」と言われるコーヒーで、総評して呼ばれていた名前ですね。
ここ最近では、この「モカ」というのをつかわず、これまで解説してきた地区名や農園名、品種などで表記されるようになっています。
その他(番外編)
・ケント種
コーヒーのアラビカ種の一つで、インドで生まれた品種です。ティピカ種と他の品種との雑種と言われており、サビ病に強いという特徴があります。
ケント種は、インドのコーヒー研究所で選定されたS795という品種にも使われており、S795は世界中で栽培されています。ケント種の味わいは、ティピカ種に似ており、酸味や甘みがバランスよく、香りも高いとされます。
しかし、ケント種は収量が少なく、栽培が難しいという欠点もあります。そのため、ケント種の純粋なコーヒー豆はあまり市場に出回らないことが多く、貴重な品種と言えます。ケント種のコーヒー豆を飲む際には、浅めの焙煎がおすすめです。
浅めの焙煎では、ケント種の持つ酸味や甘みを引き出すことができます。また、アイスコーヒーやエスプレッソなどにも向いています。ケント種は、コーヒーの歴史や品質に影響を与えた重要な品種です。インド産のコーヒー豆には、ケント種の特徴が色濃く残っていますので、ぜひ一度試してみてください。
・スマトラ種
インドネシアのスマトラ島で栽培されているコーヒーの品種です。スマトラ島は、インドネシアのコーヒーの大産地で、カネフォラ種とアラビカ種の両方が生産されています。
スマトラ島で栽培されているアラビカ種は、マンデリンと呼ばれることが多く、その中でもリントンやガイオなどの地域名で区別されます。スマトラ種の特徴は、独自の精製方法によって生まれる力強い風味です。精製とは、コーヒーチェリーからコーヒー豆を取り出す作業ですが、スマトラ島ではスマトラ式と呼ばれる方法を用いています。
スマトラ式では、コーヒーチェリーを水に浸して発酵させた後、果肉を剥きます。その後、コーヒー豆を乾燥させる際に、果肉の一部が残ったままにします。この果肉の残りがコーヒー豆に独特の風味を与えます。スマトラ種の味わいは、酸味や甘みよりも苦みやコクが強く、土や木のような香りがあります。
また、口に含んだ時に油っぽさや重さを感じることもあります。スマトラ種は、深煎りにすることでその風味を最大限に引き出すことができます。深煎りでは、コーヒー豆の表面に油が浮き出てきて、光沢が出ます。この油がコーヒーに濃厚な味わいを与えます。
スマトラ種は、ミルクや砂糖と合わせても美味しく飲めるコーヒーです。また、エスプレッソやカプチーノなどにも向いています。スマトラ種は、インドネシアのコーヒー文化を代表する品種です。力強く個性的な風味を楽しんでみてください。
・パカス種
エルサルバドルで生まれたコーヒーの品種です。ブルボン種から起きた突然変異種で、コーヒーの木が小ぶりで暑さに強いという特徴があります。そのため、日陰を作る高木が必要なく、多くのコーヒーを栽培することができます。パカス種は、エルサルバドルのコーヒー生産量の約4分の1を占めており、国立コーヒー研究所で何度も優良種の選別が行われています。パカス種は、パカマラ種の元になった品種でもあります。パカマラ種は、パカス種とマラゴジペ種を交配させて作られた品種で、大きな豆と複雑な風味が特徴です。パカス種の味わいは、ブルボン種に似ていますが、より酸味が強く、フルーティーな香りがあります。また、苦みやコクもしっかりと感じられます。パカス種は、中煎りから深煎りまで幅広く楽しめるコーヒーです。エルサルバドルのコーヒー文化を代表する品種です。
後書き
途方もなく多いコーヒーの品種の世界は如何でしたか?
どこまで書くのか、彷徨いながらの執筆となりました(汗)
終わりが見えないので、そろそろ終えないと、、、ということで
ここまで読んで下さいまして、誠にありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう!
では。
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