プログラミング言語 JavaScript を学ぶ

サブブログ

はい、colorful beansです。
今回の記事は、プログラミング言語 『 Javascript 』についての記事です。
HTML&CSSやPythonにつづいて3つめの記事になると思いますが、再三書いてますように、
指南書やこの記事でプログラミングができるようになるって感じではないので、ご了承おねがいします。

プログラミング初心者の筆者が、独学でプログラミング学習を進める中で、書いているものです。

JavaScriptとは?

まずは、プログラミング言語、各種でその歴史も違い、得意とする分野も違うので、その根源を知っておくのも入門としては大切でしょう!

JavaScriptの起源と歴史について説明

JavaScriptは、1995年にNetscape Navigatorの開発チームによって作成されたスクリプト言語です。当初はLiveScriptと呼ばれていましたが、後にJavaScriptという名前に変更されました。

以前、Web ページに動く要素を追加するためには、サーバー側のプログラミング言語を使用する必要がありました。しかし、Netscape Navigator の開発チームは、ブラウザ上で実行できるスクリプト言語の開発を進めており、これがJavaScriptの始まりになりました。

初期のJavaScriptは、Webページの装飾的な要素を制御するために使用されていましたが、徐々に機能が拡張され、Webページの動的な制御やデータの取得・送信などにも使用されるなりました。

その後、JavaScriptはECMAScriptという標準化団体によって標準化され、バージョンアップが行われました。 2009年にはECMAScript 5が、2015年にはECMAScript 6がリリースされ、現在ではECMAScript 2021までバージョンアップが続けられています。

また、JavaScriptはWeb開発に欠かせない言語として、多くのフレームワークやライブラリが開発されています。代表的なものには、ReactやVue.js、Angularなどがあります。

現在では、JavaScriptはWeb開発だけでなく、モバイルアプリ開発やサーバーサイド開発など、様々な分野で使用されています。JavaScriptの人気は今後も継続し、より高い機能やツールが開発され続けていくことが予想されます。

JavaScriptがどのようにWeb開発において重要な役割を果たしているか?

JavaScriptは、Web開発において非常に重要な役割を担っています。
以下に、その理由をいくつか説明します。

  1. 動くWebページを作成できる

JavaScript を使用することで、Web ページに動的な要素を追加することができます。同様に、ユーザーがボタンをクリックした際に、ページ内に情報を表示するような機能を実現することができます。これにより、よりインタラクティブで使いやすいWebページを作成することができます。

  1. ブラウザ上で処理を実行できる

JavaScriptは、Webブラウザ上で処理を実行することができます。これにより、Webページの読み込みが完了した後でも、動的な処理を実行することができます。 Webページを再読み込みするための情報を取得するような機能を実装することができます。

  1. クロスプラットフォームで使える

JavaScriptは、Webブラウザ上で実行されるため、プラットフォームに依存しない言語となっています。これにより、WindowsやMac、Linuxなど、さまざまなプラットフォームで同じコードを実行することができます。開発やサーバーサイド開発でも使用されており、より幅広い用途で活用されています。

  1. ほとんどのフレームワークやライブラリが存在する

JavaScriptは、多数のフレームワークやライブラリが開発されており、Web開発をより簡単かつ効率的に行うことができます。人気があり、多くの開発者によって使用されています。

以上のように、JavaScriptはWeb開発において非常に重要な役割を担っており、WebページやWebアプリケーションの開発に欠かせない言語となっています。

JavaScriptが実行される環境について(ブラウザ、Node.jsなど)

JavaScriptは、以下のような環境で実行されることがあります。

  1. ウェブブラウザ

JavaScript は、Web ブラウザ上で実行されることが最も一般的です。Web ページ内に記述された JavaScript コードは、ブラウザによって解釈され、ユーザーが Web ページ上で操作する要素に対する反応や、Web ページの動また、ブラウザ上で実行されるJavaScriptには、DOM(Document Object Model)やBOM(Browser Object Model)のようなオブジェクトが用意されており、これらの大切なブラウザの機能にアクセスすることができます。

  1. Node.js

Node.jsは、JavaScriptをサーバーサイドで実行するためのプラットフォームです。Node.jsによって、JavaScriptを使ってWebアプリケーションやAPIなどを開発することができます。Node.jsは、サーバーサイドに必要なファイルやネットワークリクエストを扱うための標準ライブラリが含まれており、JavaScriptでサーバーサイドの開発を行う際に便利な環境となっています。

Node.js ダウンロード ページ
Node 入門 サイトは こちら

  1. デスクトップアプリケーション

JavaScriptは、Electronというフレームワークを置くことで、デスクトップアプリケーションとして実行することができます。Electronは、JavaScript、HTML、CSSを使ってデスクトップアプリケーションを開発するためのフレームワークであり、Visual Studio CodeやSlackなど、多くの人気アプリで使用されています。

以上のように、JavaScriptはWebブラウザ、Node.js、そしてデスクトップアプリケーションなど、さまざまな環境で実行されることがあります。それぞれの環境に応じた開発手法やライブラリ、フレームワークなどを活用して、より高度なアプリケーションの開発を行うことができます。

JavaScriptの基本構文

変数宣言や代入、演算子、データ型、条件分岐、繰り返し処理など、JavaScriptの基本的な構文について説明する。

  1. 変数宣言と代入

変数は、データを折りたたむための箱のようなものです。JavaScriptでは、let や const などのキーワードを用いて変数を宣言します。例えば、以下のように記述します。

Cシャープ

let name = "John"; // 文字列型の変数nameを宣言し、"John"という値を代入する
const age = 30; // 数値型の定数ageを宣言し、30という値を代入する
  1. 演算子

JavaScriptには、数値演算、文字列結合、比較演算など、様々な種類の演算子があります。例えば、数値型の変数を用いた演算を行う場合は、以下のように記述します。

Cシャープ

let x = 5;
let y = 10;
let z = x + y; // zには15が代入される
  1. データ型

JavaScript には、文字列型、数値型、真偽値型、オブジェクト型など、様々なデータ型があります。変数のデータ型は、値を入力することで自動的に識別されます。

Cシャープ

let name = "John"; // 文字列型
let age = 30; // 数値型
let isAdult = true; // 真偽値型
let person = { name: "John", age: 30 }; // オブジェクト型
  1. 条件分岐

条件分岐は、ある条件が成立した場合に実行する処理と、成立しない場合に実行する処理を分岐するために用いられます。JavaScriptでは、if文やswitch文を用いて条件分岐を行います。

JavaScriptコード

let age = 30;

if (age >= 20) {
  console.log("成人です");
} else {
  console.log("未成年です");
}
  1. 繰り返し処理

繰り返し処理は、ある処理を繰り返し実行するために用いられます。JavaScriptでは、for文やwhile文を用いて繰り返し処理を行います。例えば、以下のように記述します。

cssコード

for (let i = 0; i < 10; i++) {
  console.log(i);
}

let i = 0;
while (i < 10) {
  console.log(i);
  i++;
}

以上がJavaScriptの基本的な構文になります。

例を出して実際のコードを書いてみる

// 変数の宣言と代入
let num1 = 5;
let num2 = 3;

// 計算結果をコンソールに表示
console.log(num1 + num2); // 結果:8
console.log(num1 - num2); // 結果:2
console.log(num1 * num2); // 結果:15
console.log(num1 / num2); // 結果:1.6666666666666667

// 文字列の連結
let str1 = "Hello, ";
let str2 = "JavaScript!";
console.log(str1 + str2); // 結果:Hello, JavaScript!

このコードでは、最初にnum1という2つの変数を宣言し、それぞれに数値を入力しています。
その後、num2で加算・減算・乗算・除算を行い、結果をコンソールに表示しています。
何かの変数に文字列を入力し、文字列の連結を行い、結果をコンソールに表示しています。

JavaScriptでの関数の使い方

JavaScript では、関数を定義してそれを呼び出すことができます。関数は、再利用可能なコードブロックであり、コードの重複を防ぎ、コードより整理し、再利用性を高めるために使用されますます。

JavaScript での関数の定義と呼び出し方について

関数の定義には、functionキーワードを使用します。基本構文は以下のとおりです。

JavaScriptコード

function 関数名(パラメーター1, パラメーター2, ...) {
  // 関数の処理
  return 結果;
}

関数名は任意の名前を指定できますが、命名規則に沿って{}必要があります。
そして、returnキーワードを使用して、処理結果を返すことができます。

関数の呼び出しには、以下のようにして関数名を使用します。

JavaScriptコード
関数名(引数1, 引数2, ...);

呼び出し時に割り当てる引数は、関数の欠点に対応します。

以下は、簡単な例として、引数で渡された2つの数値を満たし関数を定義し、呼び出す方法の例です。

JavaScriptコード

function addNumbers(num1, num2) {
  let result = num1 + num2;
  return result;
}

let sum = addNumbers(5, 3);
console.log(sum); // 結果: 8

このコードでは、addNumbersという関数を定義し、2つの引数num1num2で受け取ります。
関数内で、引数の和を計算してという変数に代入し、resultをreturnで返します。
最後に、この関数を呼び出して、結果をコンソールに表示しています。

引数や戻り値を使用する方法について

JavaScript での関数定義には、引数を受け取ることができます。引数は、関数の実行時に渡され、関数内で使用されます。引数の数は任意であり、複数の引数を受け入れることもできます。

引数を使用する例を見てみましょう。

JavaScriptコード

function greeting(name) {
  console.log("Hello, " + name + "!");
}

greeting("John"); // "Hello, John!"
greeting("Jane"); // "Hello, Jane!"

この例では、greetingという名前の関数を定義し、nameという 1 つの引数を受け取り、「Hello, {name}!」というメッセージをコンソールに出力しています。greetingは「John」や「Jane」のような文字列が使用されます。

また、JavaScript の関数は、戻り値を返すこともできます。 戻り値とは、関数内で計算された値や結果のことです。 戻り値は、キーワードを使用して、関数の外部に返されreturnします。

戻り値を使用する例を見てみましょう。

JavaScriptコード

function add(a, b) {
  return a + b;
}

let result1 = add(1, 2); // 3
let result2 = add(5, 10); // 15

console.log(result1); // 3
console.log(result2); // 15

この例では、addという名前の関数を定義し、2つの引数とab受け取り、それらの和を返します。関数を呼び出すたびに、関数に渡される引数には、数値1と2や5と10のようなaddものな値が使用されます。戻り値は、関数の呼び出し元である変数やに代入され、それぞれresult13result2や 15 の値が返されます。

関数を使って、簡単なアプリケーションの開発方法を説明。

JavaScriptの関数は、複数の処理をまとめて実行するために非常に便利です。関数を使用して、簡単なアプリケーションを開発する方法を以下に示します。

例として、ユーザーから入力された2つの数値の合計を求めるアプリケーションを考えてみましょう。

まず、HTMLに以下のようなフォームを作成します。

htmlコード

<form>
  <label for="num1">1つ目の数値:</label>
  <input type="number" id="num1"><br>
  <label for="num2">2つ目の数値:</label>
  <input type="number" id="num2"><br>
  <button type="button" onclick="calculate()">計算する</button>
</form>

<p id="result"></p>

このフォームには、2つの数値を入力するための2つのinput要素と、計算結果を表示するためのp要素が含まれています。また、ボタンにはonclickイベントが追加されています。

次に、JavaScriptで関数を作成して、2つの数値の合計を計算する処理を実装します。

jsコード

function calculate() {
  const num1 = parseInt(document.getElementById("num1").value);
  const num2 = parseInt(document.getElementById("num2").value);
  const result = num1 + num2;
  document.getElementById("result").textContent = `計算結果:${result}`;
}

この関数では、document.getElementById()メソッドを使って、フォームから2つの数値を取得し、変数に代入します。次に、これらの数値num1とnum2を足して、変数に代入します。 p要素に計算結果を表示します。

このように関数を作成したら、ボタンがクリックされたときにこの関数を呼び出します。

htmlコード

<button type="button" onclick="calculate()">計算する</button>

これで、ユーザーがフォームに2つの数値を入力し、「計算する」ボタンをクリックすると、JavaScriptの関数が呼び出され、2つの数値の合計が計算され、p要素に表示されるようになります。

JavaScriptにおけるオブジェクト指向プログラミング

JavaScript におけるオブジェクト指向プログラミングでは、オブジェクトという概念が重要です。
オブジェクトは、プロパティとメソッドを持つ、データの様子です。プロパティとは、オブジェクトが持つデータのことであり、メソッドとは、オブジェクトが持つ関数のことです。

JavaScript では、オブジェクトを定義する方法として、オブジェクトリテラル記法やコンストラクタ関数があります。オブジェクトリテラル記法では、{}内にプロパティと値を定義してオブジェクトを作成します。コンストラクタ関数では、新しい演算子を使います新しいオブジェクトを作成し、そのオブジェクトのプロパティを定義することができます。

また、JavaScriptではプロトタイプベースのオブジェクト指向プログラミングを採用しています。これは、オブジェクトを持つメソッドやプロパティを別のオブジェクトから継承することができる仕組みです。継承元となるオブジェクトをプロトタイプオブジェクトと呼びます。

オブジェクトがプロトタイプオブジェクトからメソッドやプロパティを継承するためには、そのオブジェクトのprotoプロパティに継承元のオブジェクトが指定されます。

オブジェクト指向プログラミングを使うことで、複雑な処理を簡単に扱えることができます。たとえば、HTML の DOM 要素を扱う際には、DOM 要素をオブジェクトとして扱うことができ、プロパティを使って要素のプロパティやコンテンツを変更したり、メソッドを使って要素にイベントリスナーを追加することができます。

クラス、インスタンス、プロパティ、メソッドなどについて

  • クラス: クラスはオブジェクトの設計図です。プロパティやメソッドを定義し、インスタンスを生成するためのテンプレートとして機能します。
  • インスタンス: クラスから生成されるオブジェクトのことをインスタンスと呼びます。インスタンスはクラスのプロパティやメソッドを持ち、独自の値を保持することができます。
  • プロパティ: オブジェクトが持つ値のことをプロパティと呼びます。例えば、人物のオブジェクトには「名前」「年齢」「性別」などのプロパティとして定義されます。
  • メソッド: オブジェクトが持つ関数のことをメソッドと呼びます。例えば、人物のオブジェクトには「話す」「歩く」「食べる」などのメソッドとして定義されます。

JavaScriptでは、クラスを定義するためにES6から導入されたclassキーワードを使用します。クラスからインスタンスを生成するためには、新しい演算子を使用します。以下は、パーソンクラスの定義とインスタンス生成の例です。

JavaScriptコード

class Person {
  constructor(name, age) {
    this.name = name;
    this.age = age;
  }
  
  sayHello() {
    console.log(`こんにちは、私は${this.name}です。`);
  }
}

const person1 = new Person('山田太郎', 25);
const person2 = new Person('鈴木花子', 30);

person1.sayHello(); // => "こんにちは、私は山田太郎です。"
person2.sayHello(); // => "こんにちは、私は鈴木花子です。"

上記の例では、パーソンクラスには名前と年齢というプロパティが定義されており、sayHelloというメソッドが定義されています。また、パーソンクラスから生成されたperson1とperson2というインスタンスには、それぞれ名前と年齢が設定され、sayHelloメソッドが呼び出されています。

JavaScript においてオブジェクト指向性プログラミングを実践するための実例

以下は、JavaScriptにおけるオブジェクト指向プログラミングの簡単な実例です。
この例では、人というクラスを定義し、そのクラスを使用して2人の人物オブジェクトを作成します。

JavaScript

class Person {
  constructor(name, age) {
    this.name = name;
    this.age = age;
  }
  greet() {
    console.log(`Hello, my name is ${this.name} and I'm ${this.age} years old.`);
  }
}

let person1 = new Person("John", 30);
let person2 = new Person("Mary", 25);

person1.greet(); // Hello, my name is John and I'm 30 years old.
person2.greet(); // Hello, my name is Mary and I'm 25 years old.

このコードでは、personというクラスを定義しています。このクラスには、名前と年齢という2つのプロパティと、greetというメソッドがあります。
コンストラクターは、新しいpersonオブジェクトを作成する際に呼び出され、名前と年齢を受け取り、それらをプロパティに設定します。
greetメソッドは、personオブジェクトを持つnameとageプロパティを使用して、挨拶を出力する簡単な関数です。

そして、person1 と person2 という 2 つの person オブジェクトを作成し、それぞれのオブジェクトに対してgreetメソッドを呼び出しています。これにより、コンストラクターで設定したプロパティが正しく設定され、メソッドが実行されることが確認できますます。

このように、オブジェクト指向プログラミングを使用することで、より柔軟で効率的なコードを書くことができます。

JavaScriptでの非同期処理

JavaScriptにおける非同期処理とは、プログラムが実行されている間に、実行中の処理の終了を待たずに、他の処理を同時に実行できる仕組みのことをさします。

これは、JavaScriptがWebページのユーザーインターフェイスと対話するために非常に重要です。
Webページでは、ユーザーがボタンをクリックしたり、フォームを送信したりするなどの非同期イベントが発生します。これらのイベントを処理するために非同期処理を使用します。

具体的には、JavaScriptにおける非同期処理は、コールバック関数、Promise、async/awaitなどのメソッドで実現されます。これらのメソッドを使用することで、処理の実行を一時的に停止するとともに、非同期的に処理を実行できます。

例:Webページで画像を読み込む場合、画像の読み込みが完了するまでページが停止するほか、他の処理を継続することができます。これは、JavaScriptが非同期処理を使用しているためです。

setTimeoutやsetInterval、Promise、async/awaitなどを使用して非同期処理を行う実装方法を説明

JavaScriptにおける非同期処理を行う方法として、setTimeoutやsetInterval、Promise、async/awaitなどがあります。

まず、setTimeoutとsetIntervalは、一定時間経過後に処理を行うためのものです。
setTimeoutは1回だけ、setIntervalは繰り返し処理を行います。
例えば、以下のように書くことで、3秒後に「Hello, World!」 」というメッセージを表示することができます。

JavaScriptコード

setTimeout(function() {
  console.log("Hello, World!");
}, 3000);

次に、Promiseは非同期処理を扱うためのオブジェクトであり、成功時と失敗したときの2つのコールバック関数を受け取ります。
Promiseを使うことで、非同期処理の完了を待ってから次の処理を行うこと例えば、以下のように書くことで、非同期でファイルを読み進めて、その内容をコンソールに表示することができます。

JavaScriptコード

const promise = new Promise(function(resolve, reject) {
  // 非同期でファイルを読み込む処理
  fs.readFile('file.txt', 'utf-8', function(err, data) {
    if (err) {
      reject(err);
    } else {
      resolve(data);
    }
  });
});

promise.then(function(data) {
  console.log(data);
}).catch(function(err) {
  console.log(err);
});

最後に、async/awaitはPromiseをより簡単に扱うための構文であり、非同期処理を行う関数の前にasyncを付けることで、その関数内でawaitを使うことができます。
たとえば、以下のように書くことで、非同期でファイルを読んで、その内容をコンソールに表示することができます。

JavaScriptコード

async function readFile() {
  try {
    const data = await fs.promises.readFile('file.txt', 'utf-8');
    console.log(data);
  } catch (err) {
    console.log(err);
  }
}

readFile();

これらの方法を使うことで、非同期処理をより効率的かつ安全に行うことができます。

非同期処理を使用して、簡単なアニメーションやWeb APIの呼び出しを行う方法

非同期処理を使用して、簡単なアニメーションやWeb APIの呼び出しを行う方法を以下に説明します。

  1. アニメーションの実装

アニメーションを実装するには、一定時間ごとに要素のスタイルを変更する必要があります。これは関数を使用して実現できます。以下は、要素の位置を徐々に移動させるアニメーションの例です。

JavaScriptコード

let elem = document.getElementById("my-element");
let pos = 0;

let id = setInterval(frame, 10);

function frame() {
  if (pos == 300) {
    clearInterval(id);
  } else {
    pos++;
    elem.style.left = pos + "px";
  }
}

この例では、setInterval()関数を使用して、10ミリ秒ごとにframe()関数が呼び出され、要素の位置が徐々に変更されます。関数は、目標の位置に到達したらアニメーションを停止します。

  1. Web APIの実装の実装

Web APIを呼び出すには、非同期処理を使用する必要があります。以下は、fetch APIを使用してサーバーからJSONデータを取得する例です。

JavaScriptコード

fetch('https://jsonplaceholder.typicode.com/users')
  .then(response => response.json())
  .then(data => console.log(data))
  .catch(error => console.error(error));

この例では、fetch関数がWeb APIを呼び出し、Promiseを返します。then()メソッドを使用して、JSONデータを取得し、catch()メソッドを使用してエラーを処理します。

  1. async/awaitを使用した非同期処理の実装

async/awaitは、ES2017で導入された非同期処理を考えて実装するための構文です。以下は、fetch APIを使用してサーバーからJSONデータを取得する例をasync/awaitを使用して実装したものです。

JavaScriptコード

async function getUsers() {
  try {
    const response = await fetch('https://jsonplaceholder.typicode.com/users');
    const data = await response.json();
    console.log(data);
  } catch (error) {
    console.error(error);
  }
}

getUsers();

この例では、asyncキーワードを使用して、非同期関数を定義しています。await キーワードは、非同期処理が完了するまで関数の実行を一時停止し、Promise の結果を返します。try-catchブロックは、エラーを処理するために使用されます。

これらの例を参考にして、非同期処理を使ってアニメーションやWeb APIの呼出しを学習してください。

JavaScriptフレームワークの紹介

JavaScriptのフレームワークには、Angular、React、jQuery、Vue.js、Riot.js、Backbone.js、Hyperapp、Ember.jsなどがあります。

それぞれのフレームワークには特徴があります。

AngularはGoogleを始めとした様々なプラットフォームで開発が行えることが特徴で、内蔵されているツールも分かりやすいコードでできており、種類も豊富なため多くのエンジニアが利用しています。

ReactはFacebookが開発したフレームワークで、仮想DOMを使用することで高速なレンダリングを実現しています。

jQueryは最も古くからあるフレームワークの一つで、シンプルなコードで書けることが特徴です。

Vue.jsはReactに似た構文を持ち、小規模なアプリケーションから大規模なアプリケーションまで幅広く対応しています。

それぞれのフレームワークについてもっと知りたい場合は、公式ドキュメントを 参照 することをお勧めします。

各フレームワークの基本的な構文やコンポーネントの作成方法

以下に、React、Vue.js、Angular のそれぞれの基本的な構文とコンポーネントの作成方法を説明します。

  1. Reactでは、コンポーネントベースのアーキテクチャを採用しており、UIの各要素を再利用可能なコンポーネントとして作成することができます。Reactの基本的な構文は、以下のようになります。
jsxコード

import React from 'react';

function App() {
  return (
    <div>
      <h1>Hello, World!</h1>
    </div>
  );
}

export default App;

この例では、Reactの標準的な構文であるJSXを使用して、UIを定義しています。JSXは、JavaScriptの拡張構文であり、XMLのような構文でUIを認識することができます。また、React のコンポーネントは、関数コンポーネントまたはクラスコンポーネントとして定義することができます。上記の例では、関数コンポーネントを使用しています。

  1. Vue.js Vue.jsでは、ディレクティブと呼ばれる仕組みを使って、UIの動き的な更新を行うことができます。Vue.jsでの基本的な構文は、以下のようになります。
htmlコード

<template>
  <div>
    <h1>{{ message }}</h1>
  </div>
</template>

<script>
export default {
  data() {
    return {
      message: 'Hello, World!'
    };
  }
};
</script>

この例では、Vue.js のテンプレートを使って UI を定義しています。テンプレート内で、ディレクティブを使用して、動的な更新を行うことができます。また、Vue.js のコンポーネントは、オブジェクトリテラルを使用して定義することができます。上記の例では、データオプションを使用して、コンポーネントの状態を定義しています。

  1. Angular Angular では、テンプレートとコンポーネントを使って UI を構築します。Angular では、TypeScript を使用することが一般的であり、クラスベースのコンポーネントを定義することができます。 以下のようになります。
htmlコード

<app-root>
  <h1>{{ message }}</h1>
</app-root>
タイプスクリプトコード

import { Component } from '@angular/core';

@Component({
  selector: 'app-root',
  template: `
    <h1>{{ message }}</h1>
  `
})
export class AppComponent {
  message = 'Hello, World!';
}

この例では、Angularのテンプレートを使ってUIを定義しています。テンプレート内で、Angular のディレクティブとバインディング構文を使用して、データを UI にバインドできます。

アプリケーションが実行されると、Angular はクラスのインスタンスを作成し、そのテンプレートを DOM にレンダリングします。結果の UI には、「Hello, World!」というメッセージが表示されます。

それぞれのフレームワークを使って、簡単なアプリケーションの開発方法

Reactを使った開発

React を使ったアプリケーション開発では、通常はcreate-react-appというツールを使います。このツールを使うと、React の開発に必要な環境や設定が自動的にセットアップされます。

以下は、create-react-appを使って開発する方法の例です。

  1. create-react-appをインストールします。
バッシュコード

npm install -g create-react-app
  1. 新しいプロジェクトを作成します。
バッシュコード

create-react-app my-app
cd my-app
  1. アプリケーションを開発します。

srcディレクトリ内のindex.jsファイルがエントリーポイントになります。このファイル内で、ReactDOM.render()メソッドを使ってアプリケーションをうまく行うことができます。

jsxコード

import React from 'react';
import ReactDOM from 'react-dom';

function App() {
  return (
    <div>
      <h1>Hello, World!</h1>
    </div>
  );
}

ReactDOM.render(<App />, document.getElementById('root'));
  1. アプリケーションが起動します。
バッシュコード

npm start

これで、ブラウザでアプリケーションを開くことができます。

Angular を使ったアプリケーション開発

  1. Angular CLIをインストールする

Angular CLI は、Angular アプリケーションを簡単に作成できるコマンドラインツールです。 まずは、以下のコマンドを使って Angular CLI をインストールします。

バッシュコード

npm install -g @angular/cli
  1. 新しい Angular アプリケーションを作成する

以下のコマンドを実行して、新しい Angular アプリケーションを作成します。

バッシュコード

ng new my-app

このコマンドを実行すると、新しい Angular プロジェクトが作成されます。プロジェクト名はありますが、任意のプロジェクト名(my-app)に変更できます。

  1. アプリケーションを実行する

以下のコマンドを実行して、アプリケーションを実行します。

バッシュコード

cd my-app
ng serve --open

このコマンドを実行すると、ブラウザでアプリケーションが開きます。

  1. コンポーネントを作成する

Angular アプリケーションでは、UI をコンポーネントとして表現します。新しいコンポーネントを作成するには、以下のコマンドを実行します。

バッシュコード

ng generate component my-component

このコマンドを実行すると、新しいコンポーネントが作成されます。my-componentは任意のコンポーネント名に変更することができます。

  1. テンプレートを作成する

新しいコンポーネントを作成したら、テンプレートを作成して、コンポーネントの UI を定義します。以下は、コンポーネントのテンプレートの例です。

htmlコード

<h1>Hello, {{ name }}!</h1>

このテンプレートでは、nameプロパティの値を表示するために、{{ name }}のような Angular のテンプレート式を使用しています。

  1. コンポーネントを使用する

新しいコンポーネントを作成して、テンプレートを定義したら、他のコンポーネントから使用することができます。以下は、コンポーネントを使用する方法の例です。

htmlコード

<app-my-component name="World"></app-my-component>

このコードを実行すると、ブラウザで Hello, World! 表示されます。

Vue.jsを使った簡単な開発

  1. Vue.jsのインストール

まず、Vue.js をインストールします。Vue.js の最新バージョンは CDN で提供されていますので、以下のように HTML ファイルにスクリプトを追加してインストールします。

htmlコード

<!-- Vue.jsのスクリプトを読み込み -->
<script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/vue"></script>
  1. Vueインスタンスの作成

Vue.jsでは、Vueインスタンスを作成して、それをマウントすることでアプリケーションを開発します。以下は、Vue.jsのインスタンスを作成する方法の例です。

htmlコード

<div id="app">
  {{ message }}
</div>

<script>
// Vue.jsのインスタンスを作成
new Vue({
  el: '#app',
  data: {
    message: 'Hello Vue.js!'
  }
})
</script>

上記の例では、タグ<div>idプロパティでappを指定し、Vue.js のインスタンスを作成してオプションを指定しています。また、el オプションで#appプロパティを指定しています。
data message Hello Vue.js! messageを使って、プロパティの値を表示しています。

  1. Vueコンポーネントの作成

Vue.jsでは、コンポーネントを使ってアプリケーションを構築します。以下は、Vue.jsのコンポーネントを作成する方法の例です。

htmlコード

<div id="app">
  <my-component></my-component>
</div>

<script>
// Vue.jsのコンポーネントを定義
Vue.component('my-component', {
  template: '<div>{{ message }}</div>',
  data: function () {
    return {
      message: 'Hello Vue.js Component!'
    }
  }
})

// Vue.jsのインスタンスを作成
new Vue({
  el: '#app'
})
</script>

上記の例では、Vue.componentメソッドを使って、my-componentという名前のコンポーネントを定義しています。

理解が追いつかない^^;

JavaScriptの応用

JavaScriptは、Webサイトの開発やフロントエンド開発、バックエンド開発、モバイルアプリ開発など、多岐にわたる応用があります。以下、それぞれの応用について説明します。

ウェブサイトの開発
Webサイトの開発には、HTML、CSS、JavaScriptが必要です。HTMLはコンテンツを記述し、CSSはデザインを指定し、JavaScriptは動的な機能を追加します。JavaScriptを使うことで、Webサイトにインタラクティブな要素を追加したり、APIとの通信を行ったりすることができます。

フロントエンド開発
フロントエンド開発は、WebサイトやWebアプリケーションのインターフェースを開発することを構いません。JavaScriptを使うことで、ユーザーがページを操作したときに反応するような動的なWebアプリケーションを作ることができます。フレームワークとしては、React、Vue.js、Angularなどがあります。

バックエンド開発
バックエンド開発は、サーバーサイドのアプリケーションを開発することを言います。Node.jsを使うことで、JavaScriptでサーバーサイドの開発ができます。主要なWebフレームワークとしては、Express、Koa、Nest.jsなどがあります。

モバイルアプリ開発
JavaScriptを使ったモバイルアプリ開発には、React NativeやIonicなどのフレームワークがあります。これらのフレームワークを使うことで、Web技術をベースにしたネイティブアプリケーションを開発することができます。 Flutterフレームワークでは、JavaScriptを使わずにDartという言語を使ってモバイルアプリを開発することができます。

以上が、JavaScriptを使ったWebサイトの開発フロントエンド開発、バックエンド開発、モバイルアプリ開発などの応用です。

JavaScriptを使用したアプリケーションの実例としては、動きのあるサイトや機能性があるサイトを作ることができます。
例えば、Google MapsやTwitter、Facebook、InstagramなどのSNSもJavaScriptを使用しています。また、JavaScriptを使用したWebアプリケーションとしては、Todoアプリやカレンダーアプリ、チャットアプリなどがあります。

JavaScriptで作成されたアプリケーションについてもっと知りたい場合は、以下のサイトを参照することをお勧めします。

JavaScriptでできることとは?作れるものの実例も紹介 | 侍エンジニア塾ブログ
ポートフォリオに役立つJavaScriptプロジェクト40選(動画あり) – Qiita
JavaScriptで使えるサンプル集【学習におすすめ】 | Kredo Design & Development

JavaScriptの応用において重要なツールやライブラリとしては、以下のものがあります。

  • Node.js: JavaScriptをサーバーサイドで実行するためのランタイム環境です。
  • TypeScript: JavaScriptに型指定を加えた言語で、コードの品質を向上させることができます。
  • Webpack: JavaScriptアプリケーションを構成するファイルをまとめて、最適化されたバンドルファイルを生成するツールです。

これらのツールやライブラリについてもっと知りたい場合は、以下のサイトを参照することをお勧めします。

まとめ


JavaScriptの基本的な構文、データ型、条件分岐、ループなどの基本的な要素について説明しました。
JavaScriptの関数やオブジェクト指向プログラミングについて、さらに詳しく説明しました。
JavaScriptにおける非同期処理やフレームワークの紹介、応用についても触れました。
最後に、JavaScriptの重要性と将来性についてお話し、学習の重要性を強調しました。

JavaScript は、Web 開発に関して重要な言語であり、現在では多くの分野で使用されています。JavaScript を学ぶために、Web 開発だけでなく、モバイルアプリ開発やサーバーサイド開発など、幅広い分野で活躍していますことができます。

JavaScriptの学習には、自己学習で学ぶ方法や、オンラインのコースや書籍を利用する方法があります。どちらの方法でも、継続的な学習と実践が重要です。ぜひ、JavaScriptの学習を始めて、自分のスキルアップやキャリアアップにつなげてください。

今回の記事はここまで。

まだまだ、初心者のくせに大量に詰め込もうとしてパンクしそうですねw

また、次回の記事でお会いしましょう!

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