コーヒーの品種、特徴や味わい、その広さ・深さを知ろう!

コーヒーの歴史や文化

コーヒーの種類というと、コーヒー豆の品種や産地、挽き方や焙煎の度合い、入れ方や飲み方などがあります。例えば、コーヒー豆の品種にはアラビカ種やロブスタ種などがあり、産地によっても味や香りが異なります。また、入れ方や飲み方にはアメリカンやカフェオレなどがあります。

そこで今回の記事では、コーヒーの品種について、深堀りした記事となっています。

このコーヒーの世界が如何に広く、深いものかを知っていただきたい、知りたい方向けの記事となっています。

大まかには以前にも記事を執筆はしていますが、更に奥深くへ迷い込みたいとおもいますwww

品種はコーヒー豆の特徴や味わいに大きく影響します。一般的に、アラビカ種は高品質でバランスの良い味わいが特徴ですが、病虫害に弱いです。ロブスタ種は低品質で苦みや渋みが強い味わいが特徴ですが、病虫害に強いです。リベリカ種は希少で香りが強い味わいが特徴ですが、栽培が難しいです。

リベリカ種の起源や誕生の経緯

リベリカ種は、19世紀末にコーヒーの主要産地であったブラジルやスリランカで発生したコーヒーさび病という病気によって、アラビカ種が大量に枯死したことをきっかけに、代替品種として栽培され始めたコーヒー豆の品種です。

リベリカ種は、西アフリカのリベリアやシエラレオネなどに自生していた野生種で、アラビカ種やロブスタ種よりも大きくて丈夫な木で、病虫害にも強いという特徴がありました。しかし、リベリカ種は香りが強すぎるという理由で、消費者の好みに合わず、20世紀初頭にはロブスタ種に取って代わられてしまいました。

現在では、リベリカ種はマレーシアやインドネシアなどの一部の国で栽培されていますが、世界のコーヒー生産量の1%以下に過ぎません。

リベリカ種に含まれる品種

リベリカ種には、約30種類の品種が含まれていますが、代表的なものとしては、バリア、デウェイ、エクセルサ、アビシニア、マラバールなどがあります。

バリアはマレーシアで開発された品種で、高品質で甘みと酸味のバランスが良いとされています。

デウェイはインドネシアで開発された品種で、芳醇な香りとコクが特徴です。

エクセルサはメキシコで開発された品種で、アラビカ種とロブスタ種の交雑種ですが、遺伝的にはリベリカ種に近いとされています。

エクセルサは深煎りすると苦みが強くなるという特徴があります。

アビシニアはエチオピアで発見された品種で、フルーティーな香りと酸味が特徴です。

マラバールはインドで栽培される品種で、湿気を多く含む独特の製法によって作られます。マラバールはスパイシーな香りと苦みが特徴です。

代表的な5つの品種の特徴や味わい

バリア:高品質で甘みと酸味のバランスが良い。柑橘系の香りとナッツ系の風味がある。

デウェイ:芳醇な香りとコクがある。チョコレートやキャラメルのような甘みと苦みがある。

エクセルサ:深煎りすると苦みが強くなる。木質や土っぽい香りと風味がある。

アビシニア:フルーティーな香りと酸味がある。ブルーベリーやレモンのような爽やかな風味がある。

マラバール:スパイシーな香りと苦みがある。カルダモンやクローブのようなスパイスの風味がある。

ロブスタ種の起源や誕生の経緯

ロブスタ種は、18世紀にフランスの植物学者であるフィリップ・デュ・ロブスタがコンゴで発見したコーヒー豆の品種です。ロブスタ種は、アラビカ種とは別系統の野生種で、アラビカ種よりも低地で栽培できるという特徴がありました。

しかし、ロブスタ種は香りや味が劣るという理由で、当初はあまり注目されませんでした。しかし、19世紀末にコーヒーさび病という病気によってアラビカ種が大量に枯死したことをきっかけに、代替品種として栽培され始めました。

ロブスタ種は、アラビカ種よりも病虫害に強く、収量も多いという利点がありました。現在では、ロブスタ種はブラジルやベトナムなどの一部の国で栽培されていますが、世界のコーヒー生産量の約40%を占めています。

ロブスタ種に含まれる品種

ロブスタ種には、約100種類の品種が含まれていますが、代表的なものとしては、コニロン、ウガンダ、カピ・バリク、カピ・マダラ、カピ・モンテなどがあります。

コニロンはブラジルで開発された品種で、高品質で甘みと酸味のバランスが良いとされています。

ウガンダはウガンダで開発された品種で、芳醇な香りとコクが特徴です。

カピ・バリクはインドネシアで開発された品種で、動物に食べられた後に排泄された豆を集めて作られます。カピ・バリクは独特の風味と高価さが特徴です。

カピ・マダラはインドネシアで開発された品種で、カピ・バリクと同様に動物に食べられた後に排泄された豆を集めて作られますが、動物の種類が異なります。カピ・マダラはチョコレートやキャラメルのような甘みと苦みが特徴です。

カピ・モンテはインドネシアで開発された品種で、カピ・バリクやカピ・マダラと同様に動物に食べられた後に排泄された豆を集めて作られますが、動物の種類や地域が異なります。

カピ・モンテは木質や土っぽい香りと風味が特徴です。

代表的な5つの品種の特徴や味わい

コニロン:高品質で甘みと酸味のバランスが良い。柑橘系の香りとナッツ系の風味がある。

ウガンダ:芳醇な香りとコクがある。チョコレートやキャラメルのような甘みと苦みがある。

カピ・バリク:独特の風味と高価さがある。スパイシーな香りと苦みがある。

カピ・マダラ:チョコレートやキャラメルのような甘みと苦みがある。フルーティーな香りと酸味がある。

カピ・モンテ:木質や土っぽい香りと風味がある。深煎りすると苦みが強くなる。

アラビカ種の起源や誕生の経緯

アラビカ種は、コーヒーの中でも最も古くから栽培されている品種で、エチオピアやスーダンなどのアフリカ東部が原産地とされています。

アラビカ種は、紀元前1000年頃にエチオピアの高原で発見されたという伝説があります。その後、イスラム教の拡大とともに中東や北アフリカに広まり、16世紀にはヨーロッパにも伝わりました。

アラビカ種は、高品質で香りや味が豊かで多様なという特徴がありますが、高地でしか栽培できないという欠点もあります。また、病虫害に弱く、収量も少ないという問題もあります。

現在では、アラビカ種は世界中で栽培されていますが、世界のコーヒー生産量の約60%を占めています。

アラビカ種に含まれる品種

アラビカ種には、約200種類の品種が含まれていますが、代表的なものとしては、ティピカ、ブルボン、ムンド・ノボ、カトゥーラ、カトゥーライ、カトゥーレイ、マラゴジッペ、パカス、パカマラ、ゲイシャなどがあります。

1.ティピカは最も古くから栽培されている品種で、コロンビアやメキシコなどで広く栽培されていま す。ティピカはバランスの良い味わいと清涼感が特徴です。

2.ブルボンはティピカから変異した品種で、ブラジルやエルサルバドルなどで広く栽培されています。ボルボンは甘みと酸味が豊富でフルーティーな風味が特徴です。

3.ムンド・ノボはティピカとブルボンの自然交配によって生まれた品種で、ブラジルやインドネシアなどで広く栽培されています。ムンド・ノボは病虫害に強く収量も多いという利点がありますが、香りや味は劣るという欠点もあります。ムンド・ノボはコクと苦みが強い風味が特徴です。

4.カトゥーラはムンド・ノボから変異した品種で、コロンビアやブラジルなどで広く栽培されています。カトゥーラは小粒で収量が多いという利点がありますが、香りや味は劣るという欠点もあります。カトゥーラは酸味と苦みが強い風味が特徴です。

5.カトゥーライはカトゥーラから変異した品種で、ブラジルやコスタリカなどで栽培されています。カトゥーライは大粒で収量が多いという利点がありますが、香りや味は劣るという欠点もあります。

6.カトゥーライは酸味と苦みが強い風味が特徴です。カトゥーレイはカトゥーラから変異した品種で、ブラジルやコロンビアなどで栽培されています。カトゥーレイは小粒で収量が多いという利点がありますが、香りや味は劣るという欠点もあります。カトゥーレイは酸味と苦みが強い風味が特徴です。

7.マラゴジッペはティピカから変異した品種で、ブラジルやインドなどで栽培されています。マラゴジッペは非常に大粒で珍しいという特徴がありますが、収量が少なく病虫害に弱いという欠点もあります。マラゴジッペは甘みと酸味が豊富で花のような香りが特徴です。

8.パカスはボルボンから変異した品種で、エルサルバドルで開発されました。パカスは小粒で収量が多いという利点がありますが、香りや味は劣るという欠点もあります。パカスは酸味と苦みが強い風味が特徴です。

9.パカマラはパカスとマラゴジッペの人工交配によって生まれた品種で、エルサルバドルで開発されました。パカマラは大粒で高品質なという特徴がありますが、収量が少なく病虫害に弱いという欠点もあります。パカマラは甘みと酸味が豊富で複雑な風味が特徴です。

10.ゲイシャはエチオピアのゲイシャ村に由来する品種で、パナマで再発見されました。ゲイシャは非常に高品質で高価なという特徴がありますが、収量が少なく病虫害に弱いという欠点もあります。ゲイシャは甘みと酸味が豊富で花や果物のような香りが特徴です。

代表的な10種の品種の特徴や味わいについて

1.ティピカ:バランスの良い味わいと清涼感が特徴です。酸味と甘みが程よく調和しています。香りはフローラルやシトラスなどがあります。コロンビアやメキシコなどの中南米産のコーヒーに多く使われています。

2.ブルボン:甘みと酸味が豊富でフルーティーな風味が特徴です。酸味はレモンやオレンジなどの柑橘系があります。香りはフローラルやバニラなどがあります。ブラジルやエルサルバドルなどの中南米産や、ブルンジやルワンダなどのアフリカ産のコーヒーに多く使われています。

3.ムンド・ノボ:コクと苦みが強い風味が特徴です。酸味は少なく、甘みも控えめです。香りはナッツやチョコレートなどがあります。ブラジルやインドネシアなどの南米産やアジア産のコーヒーに多く使われています。

4.カトゥーラ:酸味と苦みが強い風味が特徴です。酸味はグレープフルーツやパイナップルなどのトロピカル系があります。香りはナッツやキャラメルなどがあります。コロンビアやブラジルなどの中南米産のコーヒーに多く使われています。

5.カトゥーライ:酸味と苦みが強い風味が特徴です。酸味はグレープフルーツやパイナップルなどのトロピカル系があります。香りはナッツやキャラメルなどがあります。ブラジルやコスタリカなどの中南米産のコーヒーに多く使われています。

6.カトゥーレイ:酸味と苦みが強い風味が特徴です。酸味はグレープフルーツやパイナップルなどのトロピカル系があります。香りはナッツやキャラメルなどがあります。ブラジルやコロンビアなどの中南米産のコーヒーに多く使われています。

7.マラゴジッペ:甘みと酸味が豊富で花のような香りが特徴です。酸味はレモンやオレンジなどの柑橘系があります。香りはジャスミンやバラなどがあります。ブラジルやインドなどの南米産やアジア産のコーヒーに多く使われています。

8.パカス:酸味と苦みが強い風味が特徴です。酸味はグレープフルーツやパイナップルなどのトロピカル系があります。香りはナッツやキャラメルなどがあります。エルサルバドル産のコーヒーに多く使われています。

9.パカマラ:甘みと酸味が豊富で複雑な風味が特徴です。酸味はレモンやオレンジなどの柑橘系や、ブルーベリーやストロベリーなどのベリー系があります。香りはフローラルやスパイシーなどがあります。エルサルバドル産のコーヒーに多く使われています。

10.ゲイシャ:甘みと酸味が豊富で花や果物のような香りが特徴です。酸味はレモンやオレンジなどの柑橘系や、ブルーベリーやストロベリーなどのベリー系があります。香りはジャスミンやバラ、マンゴーやパッションフルーツなどがあります。パナマやエチオピア産のコーヒーに多く使われています。

ブルボン種について

ブルボン種についてもっと詳しくお話ししますね。ブルボン種は、アラビカ種の中でも歴史の長い品種で、ティピカ種と並んで2大優良品種とされています。ブルボン種の起源は、イエメンからレユニオン島(旧ブルボン島)に移植されたティピカ種が突然変異したものだと言われています。

その後、ブルボン種は中南米やアフリカなどに広まり、多くの派生品種を生み出しました。ブルボン種のコーヒー豆は小粒で丸みがあり、赤色や黄色などの果皮色があります。味わいは、甘みと酸味のバランスが良く、風味とコクが豊かです。ブルボン種はコーヒー通の方にも人気があります。

ブルボン種には色や形などによってさまざまな派生品種があります。ピンクブルボン、イエローブルボン、オレンジブルボン、レッドブルボン、グリーンブルボン、ブラックブルボンなどがあります。

ここではその中でも人気の高い品種を紹介します。

  • ピンクブルボン:果皮がピンク色をした珍しい品種です。甘みと酸味のバランスが良く、フローラルな香りがします。
  • イエローブルボン:果皮が黄色をした品種です。レッドブルボンよりも酸味が少なく、甘みと苦みが強く出ます。
  • オレンジブルボン:果皮がオレンジ色をした品種です。イエローブルボンと似ていますが、酸味がやや強く、柑橘系の香りがします。
  • レッドブルボン:果皮が赤色をした品種です。酸味と甘みが豊富で、バランスの良い味わいです。
  • グリーンブルボン:果皮が緑色をした品種です。酸味と苦みが強く、コクのある味わいです。
  • ブラックブルボン:果皮が黒色をした品種です。酸味と苦みが強く、重厚な味わいです。

どれも個性的なコーヒー豆なので、ぜひ試してみてくださいね。

後書き

ようやくここまで来ましたが、やはり書ききれるものではないですね(汗)

あり過ぎなんですよね、、、品種。。。

まだまだありますからね、、、今回の記事はここまでにしておきますね。

私の名前のように実にcolorfulなCOFFEEの世界は楽しんで頂けましたか?

読者に皆様のコーヒータイムに新たな発見の手助けとなれましたら幸いです♫

皆様のコーヒータイムに新たな1色となりますように、願いながら締めくくりです。

また次の記事でお会いしましょう!

では。

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