コーヒーグラインダーはコーヒー愛好家なら誰しもが悩むコーヒー器具のひとつではないでしょうか?
抽出器具ならいろいろなものを購入して、かなり数も増えてくると思いますが、グラインダーになると、お値段もそれなりにするので、どれもこれも手に入れれる訳ではないです。
それに、エスプレッソ対応の極細挽きから、フレンチプレスや水出しコーヒーのような粗挽きまでの対応したコーヒーグランダーって、実はそこまで多くないのです!
メーカーを下げる意味ではないのですが、エスプレッソ対応と言いつつ、プロのバリスタ(ラテアートに強いバリスタ)からすると、これはダメですと言うような物もあります。
筆者の私も、コーヒーにはまってから初めての電動グラインダーでは、エスプレッソ対応で選んだんですが、できない訳ではないけど、それほど性能の良いグラインダーではなかったです。
これはとあるカフェの店長さんがユーチューブ動画で話していて、ショックを受けたことを記憶しています。
とまぁそんな経験もありつつ、有名ユーチューブチャンネルのコーヒー屋さんが、これは良いと絶賛してもいましたし、エスプレッソの極細挽きから水出しの粗挽きまで対応できている電動グラインダーであると太鼓判を押していたので、販売(予約)に合わせてポチッとしてしまいましたwww
去年の12月(2022年)の出来事です。
そこからこの記事を書くまで思わぬ月日が経ってしまったけど、、、よろしくお願いします。
Varia vs3 コーヒーグラインダーの性能
上述してはいますが、エスプレッソの極細挽きから、水出しコーヒーの粗挽きまで対応した、
電動コーヒーグラインダーです。
実はこういった性能は電動よりも、手挽きコーヒーミルの方が強いものなんです!
有名どころのコマンダンテやタイムモアなど、またこのVariaにもハンドグランダーがあります。
電動グラインダーではドリップ域に強いものと、エスプレッソ域に強いものとで、同機種でも別々だったりするものが多いのです。
私の愛機 みるっこもそうで、当時かなり悩んで、エスプレッソタイプかドリップタイプか悩んだものです。
今となっては、あの時にドリップ用にしていて良かったなと思います。
このVariaとの出会い、手に取るまでに至ったのは上述した失敗があったからなんですからwww
Varia vs3 の挽目
上部のホッパー部分を右回しにして回らなくなった地点がゼロ位置です。
左回りに回してだんだん粗挽きになっていきます。
無段階調整の高性能グラインダーとなっています。
また、粒度の均一性も制度が良く、微粉の発生もかなり抑えた性能となっています。
そして、ホッパー部分から刃の位置、出口(ドーシングカップ)までストレートな構造になっている為に、本体内への粉残りも極限まで抑えた作り・性能となっています。
コンパクトでパワフルなのに静音性能抜群
みるっこに比べると段違いの静音性能ですw
縦長のスリムでスタイリッシュなフォルム、本体重量も非常に軽い仕上がりです。
高さ 31cm 幅 9cm 奥行き 14.7cm 重量 約3.2Kg (ちなみに、みるっこは5Kgくらいだったと思います)
グラインド速度 約15g 15秒 とモタモタしない速度感です。
流石にみるっこほど早くはないです、数秒で挽いちゃうからね、、、まぁみるっこは半業務用としても使えるので、、、とはいえ音はそれなりにうるさいですけどねw
ホッパー容量は、30gとなっていますが、私のオススメは25g程度です。
ノーマルの状態でのホッパーは小さく、浅いので30g入れると溢れたり、飛び出たりもしやすくなりますし、
なにより、ドーシングカップも小さいので、30gの場合はカップいっぱいっぱいになり、粉の飛び散りやカップからの溢れにもなり、清掃の手間が掛かります。
出口とカップの間に数cmの隙間もあることから、余裕のある25gまでが最良かと思います。
裏技などは後述しますね。
付属品などの内容物
VS3グラインダー本体(ステンレススチール刃付き)
取扱説明書
DCアダプター(ACコード付き)
磁石付きドージングカップ
シリコーンベロー
5ml RDT スプレーボトル
クリーニングブラシ
スペアネジ/スプリングセット(4つずつ)
六角レンチ(大小一つずつ)
台座用シリコン
私のときはスプレーボトルとかあったかなぁ?後で箱の中見てみようかなwww
今現在(2023.04.02)ではSOLD OUT 次回は5月頃を予定しているもたいです。
内容物なども変更しているかもしれないので、公式サイトなどで調べてください。
取り扱い店さんの Kiguはこちら その他 沢山のコーヒー器具を取り扱っています。
ユーチューブ動画も配信されています。 Kiguのユーチューブチャンネルはこちら
Varia vs3 弱点克服の裏技!
ホッパー容量 30g 筆者オススメ 25gまで
と、小さなホッパーなので、どうしても50gを挽きたいという方は、付属のシリコーンベローを使い、その弱点を克服しましょう!
本来は清掃時に使うシリコーンベローですが、ホッパー上部にピッタリと取りけることが可能です。
その状態で豆を投入してあげると、50gまで投入可能になります!
また、ホッパーの蓋もシリコーンベローの上にぴったり収まります。
磁石ではないので落ちる場合もありますが、そこまで不自由な感覚はありません。
ただし、ドーシングカップが50gは受けれないので、別のドーシングカップを準備する必要があります。
アマゾンなどで検索してみてください。
この対応方法については私のユーチューブにもUPしています。開封動画ではありますが・・・
3タイプの替刃で浅煎り・エスプレッソを極めろ!
刃の交換にも対応しており、別売りで3タイプあります。
まずはノーマルタイプの Varia Burr (VS3専用替刃) ステンレススチール
標準装備されている、420ステンレススチール刃。
この替え刃は、チタンコーティングを施し、コーヒー豆をより強力に粉砕します。
1. GOLD TITANIUM
材質:420ステンレススチール
コーティング:チタニウム
推奨コーヒータイプ:エスプレッソ
硬度:HRC60
色:ゴールド
2. SUPER NOVA BLACK TITANIUM
材質:420ステンレススチール
コーティング:チタニウム
推奨コーヒータイプ:エスプレッソ
硬度:HRC60
色:ブラック
3. HYPER NOVA TITANIUM
材質:440ステンレスチール
コーティング:チタニウム
推奨コーヒータイプ:エスプレッソ(フィルターコーヒー)
硬度:HRC65
色:玉虫色
上記の2つに比べると、ミディアムボディで透明感が増し、よりバランスの取れた味わいになります。フィルターコーヒーでも、また違った味わいが楽しめます。
取り扱いの注意(Kiguさんのページより引用)
・鋭い刃のため、取り扱いには十分ご注意ください。
・お子様の手が届くところでの使用、保管はしないでください。
・チタンコーティングされた刃のグラインド速度は、ステンレススチール製の刃に比べると、遅くなります。
・挽き目は標準のステンレススチール刃から数字1〜3つ分ほど細くなります。コーヒーを作る前には、試し挽きを行って、挽き目調整をしてください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
この記事を読んでくださった読者の皆様のコーヒーライフに新たな色合いが、追加されますことを祈りつつ、締めくくりたいと思います。
新たなコーヒーの1ページに、新たなコーヒーの領域への一歩となれましたら幸いです。
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