ブルンジのコーヒーの特徴とその歴史

オススメのコーヒー豆

こんにちは、colorful beansです。

今回の記事は、ブルンジのコーヒーについて詳しく解説していきましょう。

皆様はブルンジと聞いて思い浮かべる事はありますでしょうか?

あまり聞き慣れない国名でもありますし、コーヒー業界でも広く流通している訳ではないブルンジ。

しかしながら、その品質の高さやコーヒーの美味しさは驚きと感動をもたらせるほどです。

ブルンジを知る

まずは、国の位置から確認してみましょう!

ブルンジ

東アフリカの内陸に位置し、タンザニアやルワンダ・コンゴと隣接してる国です。

タンザニアはキリマンジェロ、ルワンダもコーヒーとしては有名な部類ですね。

アフリカ大陸では、ケニアやエチオピアなど有名なコーヒー生産国があります。

そんなアフリカ大陸の強国に紛れたブルンジの歴史とは?

ブルンジ王朝がいつ誕生したかは不明のままみたいですね。

最古の証拠では、16世紀に遡るとされる。この頃から、ブルンジは隣国ルワンダと競争しながら拡大していったと言われています。

1856年頃から、ヨーロッパの探検家と宣教師がブルンジを訪問するようになり、その後隣国ルワンダがドイツの申し入れを受け入れ、ドイツ領東アフリカの一分となる。ブルンジはこれは拒否し、ドイツからの侵攻を受け、植民地となる。

1916年、第一次世界大戦のアフリカ戦線において、ドイツ領であるブルンジは戦場になり、同年6月頃にはブルンジはベルギーに制圧された。

1918年に第一次世界大戦は集結、ドイツは植民地を手放すことになる。

ブルンジはルワンダと共にベルギー領となる。

やはり、コーヒー生産国の多くにつきまとう、黒歴史とも言えるよう植民地時代が存在しますね。

ブルンジコーヒーの歴史や環境

1930年頃、ベルギーの植民地時代にコーヒーの苗木が持ち込まれたとされており、

標高の高さ、火山灰の土壌、1日の寒暖差などコーヒー栽培に適した国でした。

そんなブルンジのコーヒー栽培は比較的順調に成長し、今では主要な産業と成長を遂げています。

ブルンジでは大規模農園が少なく、小規模な家族で営む農園がほとんどで、精製場へ持ち込み収穫したコーヒーチェリーを精製しています。

精製場はウォッシングステーションと言われ、水洗式での精製を行っているようです。

また農家は貧困者が多く、農薬や殺虫剤が使えず、栽培のほとんどは手作業の有機栽培となっています。

ブルンジのコーヒー豆の特徴

主に栽培されている品種はブルボン種になります。

その他、ミジリビやジャクソンですが、流通量は多くないですね。

ブルンジのコーヒー豆は前述したように有機栽培されているものが多く、非常に高いクオリティーを持ってます。

フルーティで軽やかな酸味は、グレープフルーツやブラッドオレンジなどの柑橘系。

ピーチのような透明感のある味わいや、焙煎度によっては甘さも特徴的になります。

また、香り立ちもよく、非常に高い品質であることがわかります。

クリアでクリーンな味わいで、アフリカの自然の恵みをいっぱいに受けているのでしょうね。

ケニアやエチオピア、キリマンジェロ・ルワンダと名高い生産国と明確な違いもあり、ブルンジコーヒーとして存在感を感じます。

筆者ではあり私も自家焙煎にて幾度か焙煎もしておりますが、

個人的には1ハゼ終了後、浅めの焙煎度が好みであります。

ほぼ事前情報のないコーヒー豆との出会いは、カルディコーヒーファームさんでの出会いでした。

あの第一印象はいまでも忘れませんね!感動的な驚き!!

まとめ

非常にクオリティの高いブルンジコーヒー、中でもレッドブルボンは超オススメです。

品質の高いコーヒー豆から、クリーンで綺麗な味わいのコーヒーをお楽しみ頂けます。

筆者の私のラインナップにも是非取り入れたい銘柄になります。

都会では出回る量も増えてきていると思いますが、まだまだ流通量はすくないブルンジのコーヒー、カフェなどで見かけた際は是非試してもらいたいですね。

現在の状況で自宅でのコーヒータイム、宅飲み、おうちコーヒーといった具合で

ドリップしたり、自家焙煎にチャレンジしたりコーヒーの楽しみ方も広がっていると思います。

そんな方たちへ少しでも参考になれば幸いです。

コーヒーの生産国、その歴史や栽培環境、いろいろな情報を知ることで、何気ない一杯のコーヒーが印象的で記憶に残る一杯になることを願います。

それでは、ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました。

では。

コメント

タイトルとURLをコピーしました